Jomon Story
OVERVIEW
今から約1万年前、日本は「縄文時代」と呼ばれる漁や採集の時代にありました。その名残が「貝塚」。古代人が海から採集した貝殻や魚の骨を捨てたゴミ捨て場のような場所の遺跡です。
七ヶ浜にある貝塚は、なんと面積19万平方メートル以上!東京の野球ドーム4個分の広さがあり、当時の豊かな食文化を今に伝えてくれます。現在はのどかな七ヶ浜町ですが、縄文時代はたくさんの集落で多くの人々が暮らす場所だったのでしょう。
現在は、桜の名所としても知られており、春になると立派な枝ぶりの大木がピンクの花を咲かせます。
TIPS
七ヶ浜町には、ここ以外にも40カ所以上の貝塚があるそう!七ヶ浜歴史資料館では出土した土器を見られます。
DETAIL
場所 七ヶ浜町境山2丁目1-12
時間 9:00〜16:00
休業日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
連絡先 (七ヶ浜町歴史資料館)022-365-5567
駐車場 15台
期間 通年
Reccommend
Local Tours
地元ガイドによる案内で、ローカルエリアの「日常」に隠された
魅力的な日本を発見・体験するたくさんのツアーをご用意しております。
七ヶ浜町
七ヶ浜町は、南は太平洋、北と東は松島湾と三方を海に囲まれ、松島湾を抱えるように突き出た半島には「七ヶ浜」の名前の由来でもある七つの浜があります。縄文時代から海と共に生きてきた町で、東北一の規模を誇る大木囲貝塚を始め、50を超える貝塚や遺跡が見つかっています。豊富な海の幸と美しい景観のある、東北一小さな町です。
Key Person
七ヶ浜のビーチからカルチャーを発信します!
Art Café Bar SEA SAW/久保田 靖朗 さん
七ヶ浜町は人口約18,000人。東北で一番小さな面積の町です。サーフィンやヨットなどマリンレジャーが盛んな町としても知られ、明治21年に東北初の海水浴場として開設された「菖蒲田浜海水浴場」には、毎年多くの海水浴客が訪れます。その同時期に日本三大外国人避暑地の1つと呼ばれる「高山外国人避暑地」が開かれ、西洋野菜の栽培も始まりました。避暑地に隣接する高台には「七ヶ浜国際村」があり、様々な国際交流の場として利用されています。私が代表を務めるカフェ「SEA SAW」では、ワタリガニや海苔など七ヶ浜特産の食材を使用したメニューを提供。夏には「セブンビーチフェスティバル」という野外イベントも開催しています。
Specialty Products
町の沿岸に多くある岩礁は、高級魚やアワビ、ウニの生息地であり、県内でも有数の漁業の町として発展してきました。現在では特に海苔の養殖が盛んで、アワビやウニの他、カレイやアナゴ、シャコエビ、ボッケなど、たくさんの種類の海の幸が獲れます。
Natural Environment
三方を海に囲まれた半島は、起伏の変化に富んだ地形をしています。いたるところに高台や岬、断崖があり、長い砂浜と複雑な入り江は、朝に夕に美しい景観を見せ、訪れる人々を魅了します。なかでも、四大観のひとつ、多聞山から見る松島湾の島々は、まさに「美観(びかん)」という言葉がふさわしい眺めです。
Area Access
仙台駅から
60min
【在来線&バス】 仙台駅からJR仙石線で本塩釜駅へ、本塩釜駅バス停から「七ヶ浜町民バスぐるりんこ」で七ヶ浜国際村などまで約60分
仙台市から
40min
【レンタカー】 仙台市からレンタカーで約40分